教科学年単元授業者
算数小学6年生タブレットでピッ 拡大・縮小教育実習生

ICT活用の効果

 はさみを使用して拡大縮小について考えた児童が、タブレットを用いて自在に、且つ繰り返し一点を中心とした拡大縮小を行うことで、その特徴について感じることができた。

ねらい

 拡大図・縮図を書く場面で、教員の作った相似な図形や、ワープロソフトに挿入した図形を拡大・縮小することを通して、1つの点を中心とした拡大・縮小の利便性に気づき、この方法を使って様々な図形の拡大・縮小ができる。

解説

授業の流れ

  • 紙で作った三角形を児童に配布し、分度器やコンパスを使わずに、はさみで2分の1の大きさに切る方法を考える。
  • 前時での、角を重ね合わせて拡大縮小を行っている様子を取り上げ、1つの角とその両側にある2辺に着目した拡大縮小の方法を見いだす。
  • タブレット上にあるワープロソフトにおいて図形を表示し、それを拡大縮小することで見出した方法やその特徴について体感する。
  • 改めて紙とはさみを用いた拡大縮小を行い、感じ取った方法や特徴についてまとめる。

ICT活用の工夫

 2人に1台タブレットを配布することにより、それぞれの児童が拡大縮小を試し、特徴を考えることができ、また児童が関わり合いながら感じた特徴を共有することができた。